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   歴史教材仲間の会(阿部塾)

 355−0155
 埼玉県吉見町北吉見 1467−2
 電話・FAX 0493−54−8863
 

歴史散歩の御案内

秋(冬?)の歴史散歩について下記のように御案内いたします。どなたでも参加できますので、ご家族・お友達を誘って、是非お出で下さい。今までに川越観光にお出でになった方でも、解説があれば新しい発見もあることでしょう。

日時 11月12日(土)・20日(日)・28日(月)

行程 川越氷川神社→川越城本丸御殿→富士見櫓跡→
    蔵造の街並→大正浪漫夢通り、昼頃現地解散

集合 8時30分、JR・東上線川越駅東口川越マイン前F番バス乗り場、8時37分発川越運動公園行に乗車(遅刻したら50分発埼玉医大行)。28日の平日は40分発埼玉医大行(遅刻したら53分発運動公園行き)。宮下町下車。上尾から直接バスで来る場合は、上尾駅西口7時57分発川越駅行きに乗車(ただし28日の平日は8時10分発)。宮下町   下車(470円)。車で来る場合は、市立博物館などの駐車場を利用。上尾方面からバスや車で来る場合や遅刻した場合は、待ち合わせ場所確認のため携帯電話で必ず御連絡下さい。

費用 資料代として500円、

申込 資料準備の都合上、前日までに電話か葉書で
   0493−54−8863、09076320346(携帯)
   なお3回とも同じコースです。ただし28日は昼食後に    成田山の骨董市まで脚を伸ばします。希望者のみ。解   散後は体力・懐と相談して各自で。小雨決行。2回目は   無料。




        教材頒布目録

長年、実物教材の頒布活動をしてきましたが、そろそろ終了したいと思っています。なおコピーできるものや残部のあるものならば、まだお送りすることも可能ですので、御連絡下さい。

品名の前の記号について、◎は数にある程度余裕のある物、○は数が少ない物、△はごく少数、▲一点限り、★は複製、■はカラーコピー、□はモノクロコピー、※は謄写版で半紙に印刷したものであることを示しています。
 コピー類は原則として各種1〜3点しか用意がありません。確実においでになる方で、事前に電話・FAXで御希望のものを御連絡下されば、別に用意することはできます。複製についても、一部は別途用意できるものもありますので、念のため御連絡下さい。
 頒布する物については、この会を開催するため、実費を御負担下さい。ただし無料で差し上げられる物もたくさんあります。



△縄文期貝塚の貝。岩槻の笹久保で表採したもの。埼玉県に海が入 り込んでいた証拠。

△サヌカイト。讃岐産。慣れないと石器を作るのは難しいが、薄片 なら可能。切れ味に、石器の材料となったことに思わず納得。

△綿花。江戸期の商品作物の一例。

△★江田船山古墳鉄刀。刀であることは、写真では伝えにくい。
△★調の荷札とした木簡。律令税制を理解させる小道具。「○○国○ ○郡○○ 郷□□□調△△」。
○パピルス紙。34×43p。 繊維を縦横に重ねてあることがわかる。
△衣料切符。実際に使われて、切符がかなり切り取られている。各 種衣料品がそれぞれ何点であったかをまとめた資料も添付。

○寛永四文銭。真鍮銭。田沼の政治の真鍮座の話に発展させる。
○★丁銀。本物は数万円するのでとても買えないが、錫で作った複 製で質感を伝える。銀貨は秤量貨幣であったことが理解できる。
△★万延小判。金の海外流出を防ぐために作られた小型の小判。
△毛沢東バッジ。中国でも既に骨董品となっている。
◎鉛活字。活版印刷を理解させる小道具。グーテンベルグの活版印 刷の教材。説明するより見せた方がよく理解できる。
○★貝貨。殷代には貝が貨幣として用いられ、経済活動を表す漢字 には貝偏があることを理解させる。
○アショカ王伝記。統一過程の悲惨な戦争に心を痛め、仏教に帰依。 表紙には、王が戦火の跡に立ちつくす騎馬の姿。
△★五人組帳。各組ごとに戸主が連名で署名捺印し、法度に背かな いことを誓約。
◎★「美濃部博士の憲法論弁明」。貴族院における菊池武夫の機関説 非難に対する美濃部達吉の反論を速記したもの。

○★「解体新書」序図。解剖図のインパクトは大きい。とても木版 画とは思えない精密さと立体感に驚かされる。
○★「ターヘルアナトミア」。「解体新書」のもととなった解剖図。「解 体新書」とセットで使いたい。杉田玄白が見たのはまさにこの図。
○★「三国通覧図説」。オットセイや鮭や熊に関するアイヌ風俗の図。
◎★「万葉集」巻一。仙覚が校異を行ない、片仮名で読み仮名を付 けた。漢字だけのもとの姿を見せたい。
◎★諸家除邑記。慶長から天明までの改易・減封処分となった大名 を書き上げたもの。末期養子の例をたくさん探し出せる。
◎★「商売往来」。商人の子弟のための寺子屋のテキスト。寺子屋の 基本的テキストとして、往来物は一冊は揃えたい。
△★「農業全書」。巻末には教科書に載る農事図の巻。
○★「徴兵免役心得」。教科書の徴兵令の記述で指定席のように表紙 の写真が載るが、内容はどうなっているのか確認しておきたい。
△★「異国船泰平鏡御固之写 」。米兵・蒸気火輪船の図・諸大名湾 岸警備配置一覧・幕府首脳一覧など。小冊子。
○★「発微算法」。書名は有名でも、中を見る機会はほとんどない。 全15問のうち、せめて第一問の問題文くらいは読んでおきたい。
◎□関東大震災の新聞号外、「不逞鮮人云々」「井戸に毒を投入」な どの生々しい見出しあり。
○□日露戦争関係新聞号外等資料。三国干渉・北清事変・幸徳と内 村の万朝報の反戦論・旅順港閉塞・旅順要塞攻撃・血の日曜日事 件・日本海海戦・外債成立・ポーツマス会議・日比谷焼き討事件 ・韓国統監任命・乃木将軍殉死などの新聞記事の他に、征露丸の 広告・東郷ビールの広告など。
△□「絵入りロンドンニュース」。同紙に載った薩英戦争と下関戦争 の記事の挿図を実物大でコピーし、解説を加えている。
△★『明六雑誌』第1号。明治の啓蒙思想がこんな小冊子を媒体と していたとは意外。
○地券。青色、埼玉県。一枚は本物を備 えておきたい。
◎★天正七年検地帳。上中下の等級な ら生徒でも読める。
△★高句麗好太王碑拓本。大正7年に朝鮮総督府が公にしたもので、 概ね判読できる。問題になる「倭以辛卯年来渡海」の部分を含む。
○★※聖衆来迎図。高野山の聖衆来迎図は不鮮明で細部がわからな いが、これならはっきりと阿弥陀仏が諸菩薩を引き連れ極楽から 来迎する様子を理解できる。
◎★※柳生徳政一揆碑拓本。実物大。必ず揃えたい基本的教材。
◎★※方広寺鐘銘拓本。豊臣秀頼が鋳造した巨大な梵鐘の銘文が、 大坂冬の陣のきっかけとなった。「国家安康・・・・・君臣豊楽」。
○★※離縁状。いわゆる三行半、本当に三行半に書かれていること を確認させたい。前半は離婚の理由、後半は再婚の承認。
○★※関所手形。厳しい取り締まりという割には、関所手形は一  般には無記名。将棋の駒の形の木札と誤解されていることが多い。○★※往来手形。複数の関所を通る可能性のある場合は往来手形が 用いられた。行き暮れた時には一宿を頼んだり、途中病死の場合 はお届けに及ばずなどと記した文言が面白い。        
○★※黒船瓦版。外輪蒸気帆船であることや、大砲が並んでいるこ とがよくわかる。和船と比較すると、まさに海に浮かぶ城だった。
○★※ペリー肖像。「亜墨利加合衆国欽差大臣・・・水師提督彼理(ぺり)肖像」、 スケッチは簡略化されているが、顔の表情は丁寧に写されている。△★※樺太境界石標拓本。北緯50度の国境に立てられた石標の拓 本。「大日本帝国 境界」の文字と菊の紋章が刻まれている。
△★※甲骨文拓本、写真では文字の形が読み取れないが、拓本なら はっきりとわかる。生徒が読める字もある。
○★※太平天国玉璽印影。実大。「太平天国」「天父上帝」「天兄基督(きりすと)」 「天王洪日」などの文言を読み取れる。21cm四方。
○★※朱雀と玄武拓本。薬師寺薬師如来像台座の拓本、四神思想の 教材。四神は高松塚古墳壁画にも描かれている。
○★※法華曼荼羅。中心に題目が独特のひげ文字で書かれ、日蓮の 法華至上主義がよくわかる。鎌倉期の数少ない実物教材。   ○★※一遍の念仏札。『一遍上人絵伝』に一遍が武士の館でこの札を 手渡している場面が描かれている。
○★※生類憐令の廻状。本当に死罪になったことがあることを確認。 犬を殺した某が死罪となったので人々に注意を喚起する内容。
○★※御固図(おかためず)。黒船来航時の江戸湾防備のための諸大 名布陣図。品川沖の台場が描かれている。
▲■岩宿遺跡の石器、相沢忠洋が岩宿で発見したもの。実測図付き。
▲△■岩宿遺跡のローム層の崖、博物館の特別展示のポスター。
▲■稲荷山古墳辛亥銘鉄剣、切り抜いて板に貼れば、実物大の本物 そっくりの教材ができる。埼玉県では必須の教材。
△□高句麗好太王碑拓本(縮)、大正7年に朝鮮総督府が公にした拓 本のうち、第一面の全体のみ、5枚で1セット。
△□井真成墓誌拓本、実物大。
▲□朱印船図(縮)、清水寺に奉納された朱印船絵馬をもとにして、 精密に線描されたもの。南蛮風俗が面白い。 
▲■雪舟作「四季山水図」、A3版7枚。水墨画と行っても色がある。
 事前注文のみ。 
△□「古今名画美考競」。江戸時代末までの絵師番付、雪舟・周文・ 山楽・友松・応挙・宗達・具慶・探幽・光起・永徳・守景・如慶 ・等伯・蕪村・光信らの名前を拾える。
▲■長崎絵図、享和二年、長崎市街の地図。出島、唐人屋敷、新地 唐人荷物蔵、俵物役所、オランダ船、中国船などが描かれている。
△■出島の図、鳩小屋・豚小屋・牛小屋・花壇・通詞部屋・倉庫・ 洗濯場・その筋の女性などもはっきりとわかる。       ▲■浮世絵版木別色摺、北斎の「赤富士」を8枚の版木ごとに摺っ たもの。錦絵が多色摺り木版画であることがよくわかる。
▲■浮世絵とゴッホの自画像、自画像の背景に広重の浮世絵が描か れており、浮世絵がフランス印象派に影響を与えた。
▲■ゴッホの浮世絵模写。広重の「大はしあたけの夕立」「亀戸梅屋 舗」の原画と、その模写。浮世絵が印象派に大きな影響を与えた。△□町火消の配置図、各組の纏いと人足人数などの一覧。
▲■『蔵志』の解剖図。まるで子供が描いた蛙の解剖図。これと比 べると解体新書の素晴らしさがわかる。
▲■林子平の『三国通覧図説』に収められた東アジア図。日本・朝 鮮・蝦夷・琉球・台湾・小笠原諸島など。事前注文のみ。
▲■林子平の『三国通覧図説』に収められた蝦夷図。事前注文のみ。
▲■五箇条の御誓文。群臣が天皇に誓ったのではなく、天皇が群臣 を率いて神々に誓っている場面。
▲■壬申地券。明治5年の和紙の地券 は貴重。
▲■キリシタン禁教の高札。五榜の高札の一つ、木目の通った板に 書かれているので、そのまま厚板に貼れば、高札の複製ができる。
▲■旧国立銀行券。壹円、表は源頼朝、裏は元寇、兌換であること を表示、切り抜いて表裏を貼り合わせる。          △□「日本高名官員鑑」。西南戦争直後の政府要人月給番付、使い道 はいろいろ。どれだけ掘り起こせるかは、使う人の実力次第。 
■富岡工女の図。富岡製糸場全景と工女の姿。袴をはき襷を懸け、 士族の娘の誇りをもった姿は、後の女工哀史の姿とは異なる。 
▲■製糸女工。繭を煮て生糸を取る場面。湯気が上り、夏ならばど れほどか暑かったか想像できる。映画「ああ野麦峠」のポスター。
△■錦絵「士族の商法」。西南戦争を風刺したお馴染みの錦絵。小さ な文字まで読めば、エピソードの満載の楽しさ。       ▲■銀座の開化風俗。煉瓦造りの建物、鉄道馬車、人力車、ガス燈、 洋装など。   
▲■教育勅語奉読。御真影の前で校長先生の奉読を、生徒や先生た ちが頭を垂れて聞いている。
△■帝国議会衆議院の図。帝国議会開設当時の東京土産錦絵。
▲■足尾銅山全景。煙害などによる山の荒廃がよくわかる。
▲■征露丸の広告。征露丸が初めて発売されたのは明治35年、日 英同盟が締結され、日露戦争開戦が時間の問題となった年。
△□安重根筆跡(縮)、「自愛室」、印代わりの手形の薬指が短く、指 を詰めて伊藤博文を殺す決意を表したことがわかる。
▲■青島攻囲軍東京駅凱旋の図。東京駅は凱旋門でもあった。
▲■「帝都丸ノ内東京駅の偉観」。復原された東京駅の最初の様子。 オートバイ、自動車、路面電車、汽車、飛行機、飛行船など、大 正期から昭和初期の乗り物などが描かれている。 
▲■排日ポスター。1920年、カリフォルニアで外人土地法が議論さ れた時に排日派議員が発行。カリフォルニア州を掴もうとする日 本人の腕をアメリカを象徴するアンクル・サムが抑えている場面。
▲■関東大震災で延焼する日本橋付近。炎上する三越本店。迫る猛 火に逃げ惑う人々で、道路も水路も身動きがとれず。火炎地獄。 ▲■関東大震災本所被服廠跡の惨状。被服廠跡に猛火が襲来する直 前に撮影された写真(絵葉書)と、襲来後の焼死体の山。
▲■浅草歓楽街。大正10年、映画館、浅草十二階、空には飛行機 や飛行船、大正期の都市市民文化を示す。 
△■立憲政友会選挙ビラ。4種、民政党の金解禁・緊縮財政を痛烈 に非難。「不景気製造党を倒せ」。
▲■「ベルリンオリンピックに於る選手の大奮闘」。前畑とノハーバ の激戦、日の丸を付けた朝鮮出身の孫選手(朝鮮の東亜日報は日の 丸を消した写真を載せた)、西田、馬術の西大尉などの写真。
▲■真珠湾奇襲図。アメリカ太平洋艦隊と爆撃する日本軍機。
△□国民精神総動員運動資料。衣食住などの節約について事細かな 制限目標を30余箇条列記。
▲■帝国石油会社南方要員募集ポスター。昭和17年頃。ボルネオ ・ジャワスマトラ島の石油が日本の重要な戦略資源であった。
△■原爆スタンプ。米国郵政省が企画した原爆切手が日本の抗議に より中止され、同デザインで民間から出された記念スタンプ。「原 爆が大戦を終わらせた」と書かれ、原爆投下を正当化している。▲■東京オリンピックポスター。スタートダッシュの場面。
△■尖閣問題に抗議する中国の新聞。中国語は読めなくとも過激な 写真で雰囲気が伝わる。
△■各種文化財切手。約150種、どう使うかは使う人次第。文化史 の学習を楽しくできる。コピーして生徒に配りノートに貼らせる。
△□「時世のぼり凧」。慶応2年、諸物価高騰を凧揚げによって風刺。
▲■金剛界曼荼羅。B4版9枚を貼り合わせる。手間はかかるが彩 色すると面白い。曼荼羅がどれ程の細密な物かがよくわかる。
▲□横浜毎日新聞創刊号。最初の日刊新聞。
▲■プトレマイオス世界地図。エジプトのアレキサンドリアで活躍 した天文・地理学者のプトレマイオスが著した世界地図。
○□大秦景教流行中国碑拓本。実大、巨大な石碑の頂上部である題 額の部分。頂点には景教独特の十字架が刻まれている。
△□天安門事件の新聞。死者数について、朝日は百数十人、毎日は2600 人、読売は3000人、中国の新聞は?         
■清明上河図。資料集に載せられている図は、本物であるが故に  不鮮明だが、この図は精巧な模写複製であるため鮮明。カラーコ ピー16枚を糊で貼る。枚数が多いので事前注文のみ。
△■リンカーン演説草稿。「・・・・of the people by the people for the  people・・・・」。
▲■アッシニア紙幣。仏革命で発行された粗悪な紙幣。人権宣言を 持つ自由の女神像。「自由・平等・共和政治」などの表記あり。
▲■アラベスク模様のタイル。イスラム・タイルをコピーしたもの で、さらにコピーしてつなぐと、一面の迫力ある画面ができる。△■香港返還を報じる中国の新聞。イギリス国旗が下げられ、中国 国旗が掲揚される式典。アヘン戦争の教材ともなる。
△■最新欧羅巴図。大正3年10月、大戦は同年8月には始まったが、 地図では勃発直前の国境のまま印刷されている。 
△■最近欧羅巴現勢地図。昭和14年、第二次世界大戦直前のヨー ロッパ。前掲の地図と比較すると、第一次大戦後、民族自決によ り東欧に多くの民族国家が成立したことがよくわかる。    ▲■米軍志願兵募集ポスター。第一次世界大戦で、米国の象徴アン クル・サムが正面から「I WANT YOU FOR U.S.ARMY」。
△■ヒンドゥー教神像。シヴァ、ラクシュミ、ヴィシュヌ、ブラフ マーなど4枚セット、解説付き。
△■オーストラリア切手。サーフィンに乗るサンタクロース。南半 球は季節が逆。
○□血の日曜日事件・ポーツマス会議・米騒動・血盟団事件・
 二二六事件・柳条湖事件・太平洋戦争 宣戦布告・ガンジーの断 食・天皇の人間宣言・財閥解体・農地改 革・東京裁判判決・公 職追放・ゼネスト中止・レッドパージ・下 山事件・サンフラン シスコ講和会議・朝鮮戦争・ドッジライン・ 安保闘争・浅沼委 員長刺殺・田中前首相逮捕・など、大事件を報じる新聞。

上記の物はほんの一部です。ここに記載していないものもありますので、御相談下さい。

                                                                       以上 

 

  
















































































容は以前とあまり変わりません。原則としてA3・B4のカラーは各1枚200円、モノクロは50円が基準ですが、数枚でセットになる場合は割安にしています。ただしお預かりしたものや原史料の借用料があるものなどはこの限りではありません。A3の大きさの透明なシートに入れてありますので、生徒に見せる時には、厚紙を入れると安全です。

く−1、岩宿遺跡の石器(■)、相沢忠洋が岩宿で発見したもの、             200円
く−2、岩宿遺跡のローム層の崖(■)、博物館の特別展示のポスター、         200円
く−3、吉見百穴(■)、                                       200円
く−4、稲荷山古墳辛亥銘鉄剣(■)、切り抜いて板に貼れば、実物大の
    本物そっくりの教材ができる。                              200円

く−5、高句麗好太王碑拓本(□)、縮小、大正7年に朝鮮総督府が公に
     した拓本のうち、第一面の全体のみ。5枚で1セット、               200円
く−6、日本海諸国図(■)、富山県中心の正距方位図法、通常見てい
     る地図と上下が反対で、日本海を取り巻く大陸・半島・日本の
     諸地域の位置関係に新しい発見がある。 渤海使が北陸に渡
     来したのも納得。A3版8枚を切って貼り合わせる。                900円
く−7、水無瀬三吟百韻(□)、室町時代後期、宗祇・肖柏・宗長の3人が
     後鳥羽天皇を祭る水無瀬宮で奉詠した百句の連歌。資料として
     は最初の部分が載っているが、巻物状の全体を見せることによ
     って、「連なる歌」としての印象を焼き付けることができる。 A3版7枚、   300円
く−8、朱印船図(□)、清水寺に奉納された朱印船絵馬をもとにして、精
     密に線描されたもの。南蛮風俗が面白い。                     100円
く−9、雲仙地獄キリシタン迫害図(■)、17世紀後半、オランダ東印度会
    社の江戸参府記録などをもとに著述された『モンタヌス日本誌』に
    載せられた。雲仙温泉の地獄でキリシタンが拷問によって迫害さ
    れている場面。伝聞による想像図のため、日本人が異人風に描
    かれている。鋸引き、爪剥がし、逆さ吊り、十字架熱湯責めなど
    の残酷な拷問。                                        200円
く−10、長崎絵図(■)、享和二年、長崎市街の地図。出島、唐人屋敷、
     新地唐人荷物蔵、俵物役所、オランダ船、中国船などが描かれている。     300円
く−11、出島の図(■)、鳩小屋・豚小屋・牛小屋・花壇・通詞部屋・倉
     庫・洗濯場・その筋の女性などもはっきりとわかる。                 300円
く−12、『蔵志』の解剖図(■)、まるで子供が描いた蛙の解剖図。これ
     と比べると解体新書の素晴らしさがわかる。                      300円
く−13、人体解剖写真、(■)、前野良沢等が見たであろう場面と同じよ
     うな本物の写真。生々しいので取り扱いには要注意。しかし迫力はある。    200円
く−14、林子平の『三国通覧図説』に収められた蝦夷図。 A3版6枚、           800円
く−15、墨刷り絵(■)、菱川師宣が創始した初期の木版浮世絵、木版
      の浮世絵といっても最初は墨一色だった。若い男女の一寸H
     な場面ですが、授業では楽しい笑いをとることでしょう。墨一色
     ならモノクロでもよいのですが、カラーの方が微妙に本物に近
     い雰囲気がでるので、                                    200円
く−16、浮世絵版木別色摺(■)、北斎の「赤富士」を8枚の版木ごとに
     摺ったもの。錦絵が多色摺り木版画であることがよくわかる。B4版8枚。     1000円
く−17、五箇条の御誓文(■)、群臣が天皇に誓ったのではなく、天皇
     が群臣を率いて神々に誓ったことが、一目瞭然。講談社『明治
     天皇絵巻』より。                                        200円
く−18、壬申地券(■)、明治5年の和紙の地券 は貴重。                   300円
く−19、キリシタン禁教の高札(■)、五榜の高札の一つ、木目の通った
      板に書かれているので、そのまま厚板に貼れば、高札の複製ができる。    200円
く−20、富岡工女の図(■)、富岡製糸場全景と工女の姿を描いた錦絵。
     袴をはき襷を懸け、士族の娘の誇りをもった姿は、後の女工哀
     史の姿とは異なる。                                      200円
く−21、製糸女工(■)、繭を煮て生糸を取っている場面。湯気が上り、
     夏ならばどれほどか暑かったか想像できる。映画「ああ野麦峠」のポスター。   200円
く−22、錦絵「士族の商法」(■)、西南戦争を風刺したお馴染みの錦絵。
     小さな文字まで読めば、エピソードの満載の楽しさ。                  300円
く−23、銀座の開化風俗(■)、明治15年、煉瓦造りの建物、鉄道馬車、
     人力車、ガス燈、洋装など。                                300円
く−24、教育勅語奉読(■)、御真影の前で校長先生の奉読を、生徒や先
     生たちが頭を垂れて聞いている。講談社『明治天皇絵巻』より。           200円
く−25、帝国議会衆議院の図(■)、帝国議会開設当時の東京土産錦絵           400円
く−26、憲法発布の図(■)、錦絵。                                  400円
く−27、足尾銅山全景(■)、煙害などによる山の荒廃がよくわかる。『風
     俗画報』に掲載されたもの。                                 200円
く−28、足尾暴動事件(■)、鉱山労働者が経営者らを襲撃する場面。
      『風俗画報』に掲載されたもの。                              200円
く−29、征露丸の広告(■)、B4を3枚貼り合わせる。大きな文字の「征
      露丸」。征露丸が初めて発売されたのは明治35年、日英同
      盟が締結され、日露戦争開戦が時間の問題となった年であっ
      た。ラッパの商標が何を意味しているか考えさせる。                 400円
く−30、シベリア出兵(■)、「西伯利(シベリア)」の底なし井戸に際限な
      く軍費を注ぎ込む日本、ロシア革命の「過激派」(白熊)と戦う
      日本軍、暖炉の前で評定する連合国。図説資料集でお馴染
      みの、北沢楽天の漫画。                                  200円
く−31、「帝都丸ノ内東京駅の偉観」(■)、煉瓦造りのと東京駅舎は、
      第一次世界大戦青島攻略軍の凱旋記念を兼ねていた。後に
     空襲で破壊されたため、戦後二階建てに修理されたが、今は
     三階に復元された。オートバイ、自動車、路面電車、汽車、
     飛行機、飛行船など、大正期から昭和初期の乗り物。                 300円
く−32、青島攻囲軍東京駅凱旋の図(■)、大正3年、東京駅は凱旋
     門としての意味も持っていたことがわかる。                        300円
く−33、「倫敦会議ノ結果」(□)、米英日の保有・廃棄を一覧表に図示。           150円
く−34、明治初期の茶輸出のラベル(■)、36×43p、サンフランシスコへ、         300円
く−35、「日本義民之鏡」(■)、木内宗吾について、家族との別れ・将軍
     へ直訴・宗吾霊堂などの場面。                                300円
く−36、「古今名画美考競」(□)、江戸時代末までの絵師番付、西の大
      関は雪舟・東は周文、他には山楽・友松・応挙・宗達・具慶・探幽・
      光起・永徳・守景・如慶・等伯・蕪村・光信らの名前を拾える。            150円
く−37、日露戦争旅順攻撃の図(■)、2種、遮蔽物の全くない山腹をよじ
     登って攻撃したことがよくわかる。                              500円
く−38、「自由党大演説会」ポスター(■)、弁士吉田茂首相他、「講和の
     促進は強力な吉田内閣」                                   300円
く−39、「教育勅語」(■)、「睦仁」の署名と天皇御璽も見える。                300円
く−40、「支那事変国債」募集ポスター(■)、「奉祝紀元二千六百年」、          300円
く−41、「ベルリンオリンピックに於る選手の大奮闘」(■)、前畑とノハー
     バの激戦、日の丸を付けた朝鮮出身の孫選手(朝鮮の東亜日報
     は日の丸を消した写真を載せた)、「友情のメダル」で名高い棒高
     跳びの大江・西田、馬術の西大尉などの写真、                    300円
く−42、翼賛選挙の檄文(□)、                                    150円
く−43、関東大震災で延焼する日本橋付近(■)、炎上する三越本店。迫
     る猛火に逃げ惑う人々で、道路も水路も身動きがとれず。まさに火炎地獄。    300円
く−44、関東大震災新吉原焼火大旋風実況(■)、逃げる避難民を襲う火の旋風    、300円
く−45、関東大震災本所被服廠跡の惨状(■)、被服廠跡に猛火が襲来す
     る直前に撮影された写真(絵葉書)と、襲来後の焼死体の山。家財
     道具を大量に抱え込んだ群衆が、これだけ密集しているところへ火
     が襲ってくれば、どういう結果になるか。とても正視できない。取扱注意。    200円
く−46、関東大震災火災被害地図(■)、東京・横浜の消失した地域が赤く塗
      られ、どこが燃えたか一目瞭然。迫り来る火に周囲を完全に囲まれ、
     住民が命がけで戦った神田佐久 間町・和泉町、本所被服廠跡、浅
     草公園、吉原などがよくわかる。                              200円
く−47、浅草歓楽街(■)、大正10年、浅草は東京の娯楽歓楽の中心地。映
     画館、浅草十二 階、空には飛行機や飛行船、大正期の都市市民文化を示す。200円
く−48、排日ポスター(■)、1920年、カリフォルニアで外人土地法が議論された
     時に 排日派議員が発行。カリフォルニア州を掴もうとする日本人の腕を、
     アメリカを象徴するアンクル・サムが抑えている場面。                 200円
く−49、立憲政友会選挙ビラ(■)、4種、民政党の金解禁・緊縮財政を痛烈に
     非難。「不景気製造党を倒せ、アジヤの盟主が欧米の奴隷か、七億ス
     ッテ失業百万、」「爪をかみかみ七億すって、あけりゃ天下の笑ひもの」       300円
く−50、真珠湾奇襲(■)、アメリカ太平洋艦隊と爆撃する日本軍機。             300円
く−51、帝国石油会社南方要員募集ポスター(■)、昭和17年頃。ボルネオ・
     ジャワスマトラ島の石油が日本の重要な戦略資源であったことが一目瞭然。    200円
く−52、東京オリンピックポスター(■)、スタートダッシュの場面、               200円
く−53、安重根筆跡(□)、「自愛室」、印代わりの手形の薬指が短く、指を詰めて
     伊藤博文を殺す決意を表したことがわかる。                       150円
く−54、旧国立銀行券、壹円、表は源頼朝、裏は元寇、兌換であることを表示、
     切り抜いて表裏を貼り合わせる。                              200円
く−55、「大日本高名官員鑑」(□)、西南戦争直後の政府要人月給番付、使い
     道はいろいろ。どれだけ掘り起こせるかは、使う人次第。               150円
く−56、片岡直温の選挙ポスター(■)、よくもまあ残ったもの。                300円
く−57、衣料切符(■)、昭和19年、裏表両面、                         200円
く−58、支那事変国債募集ポスター(■)、「奉祝紀元二千六百年」、            300円
く−59、国民精神総動員運動資料(□)、衣食住などの節約について事細かな
     制限目標を30余箇条列記。                                50円
く−60、「新東亜共栄圏資源・軍事地図」(■)、海軍省、                   300円
く−61、「戦時生活五訓」(■)、大政翼賛会制定、紙芝居風、A3版6枚、         600円
く−62、満鉄株券(■)、特急亜細亜号の図、                          200円
く−63、張作霖爆殺直後の現場写真(■)、アサヒグラフ、B4版3枚、           300円
く−64、尖閣問題に抗議する中国の新聞(■)、中国語は読めなくとも過激な写
     真で雰囲気が伝わる。同じページの日本産海産物の広告がいかにも皮肉。  600円
く−66、錦絵「征韓議論の図」(■)、                                400円
く−67、浮世絵とゴッホの自画像(■)、自画像の背景に広重の浮世絵が描かれ
     ており浮世絵がフランス印象派に影響を与えたことが視覚的に理解できる。  300円
く−68、日本軍の伝単(■)、対馬来・印度・蘭印・比島・米兵・中国用、          300円
く−69,堺近郊図(■)、明治5年のものだが、掘り割りに囲まれ、港を中心に発達
      した自治的都市の様子がよく残っている。                      300円
く−70、各種文化財切手、(■)、約150種、どう使うかは使う人次第、            500円
く−71、雪舟作「四季山水図」(■)、A3版7枚、                        900円
く−72、9.11同時多発テロ(■)、崩れ落ちる世界貿易センタービル・飛行機激
     突の瞬間。A3版2枚、                                   300円
く−73、韓国切手シート(■)、「壬辰乱」、和船と朝鮮の城壁、                200円
く−74、万福寺版般若心経序(■□)、実際に摺ったものから直接コピー。これ
      こそ本物の明朝体。20字×20行は今日の原稿用紙の基準となってい
      る。原稿用紙に隠元を再発見できる面白い教材。                  250円
く−75、オランダ人宴会の図(□)、卓上の皿に牛の首がそのまま載っている。       50円
く−76、ゴッホの浮世絵模写(■)、A3版4枚、広重の「大はしあたけの夕立」
      「亀戸梅屋舗」の原画と、その模写。浮世絵が印象派に大きな影響
      を与えたことを雄弁に物語る。                               600円
く−77、阿蘭陀船の図(■)、天保13年、舶来薬の広告、                    200円
く−79、米切手(■)、表裏両面、切り抜いて貼り合わせる。                   200円
く−80、「時世のぼり凧」(□)、慶応2年、諸物価高騰を凧揚げによって風刺。        150円
く−81、井真成墓誌拓本(□)、                                     150円
く−82、金剛界曼荼羅(□)、B4版9枚を貼り合わせる。手間はかかるが色
      鉛筆で彩色すると面白い。曼荼羅がどれ程の細密な物かがよくわかる。      400円
く−83,日本切手(■)、日米修好通商100年記念、咸臨丸の図、                200円
く−84、原爆スタンプ(■)、米国郵政省が企画した原爆切手が日本の抗議によ
      り中止、同デザインで民間から出された記念スタンプ。「原爆が大戦を
      終わらせた」と書かれ、原爆投下を正当化している。原爆も複数る。         200円
く−85、サンフランシスコ講和会議のゲームカード(■)、参加列国代表の肖像
      や参加国の国旗をカードにして、じゃんけんで争うゲーム。子供の遊
      びにも平和到来が反映されていた。                            200円
く−86、天安門事件の新聞(□)、死者数について、朝日は百数十人、毎日は
      2600人、読売は3000人、中国の新聞は「天安門流血成河完全是胡説
      (でたらめの意味)」となっている。いったい真実は?                   200円
く−87、プトレマイオス世界地図(■)、紀元2世紀、エジプトのアレキサンドリアで
      活躍した天文・地理学者のプトレマイオスが著した世界地図。             300円
く−88、清明上河図(■)、図説資料集に載せられている図は、本物であるが故
      にかえって不鮮明だが、この図は精巧な模写複製であるためかえって
      鮮明であり、教材としてはかえって好都合。カラーコピー16枚を糊で貼る。     1800円
く−89、リンカーン演説草稿(■)、1863年11月19日、南北戦争の激戦地ゲティス
     バーグの一部を国有墓地とする式典で、戦没者追悼の演説「・・・・of the
      people by the people for the people・・・・」、和訳付き、                200円
く−90、アッシニア紙幣(■)、フランス革命で発行された粗悪な紙幣。人権宣言を
     持つ自由の女神像。「自由・平等・共和政治」などの表現を読み取れる。        200円
く−91、アラベスク模様のタイル(■)、イスラム教で偶像が厳禁されたため、幾何
     学紋様や植 物紋様を組み合わせたアラベスク紋様が発達した。この教
     材はイスラム・タイルをコピーしたもので、さらにコピーしてつなぐと、一面
     の迫力ある画面ができる。図説資料集の写真では、とうていこの精密さ
     は伝わらない。数種セット。                                    500円
く−92、香港返還を報じる中国の新聞(■)、1997年7月1日「香港重帰中国」、
     イギリス国旗が下げられ、中国国旗が掲揚される式典。江沢民とチャー
     ルズ皇太子像。アヘン戦争当時の生の資料でなくとも資料となる。            300円
く−93、最新欧羅巴図(■)、大正3年10月、大戦は同年8月には始まったが、
     地図 は勃発直前の国境のまま印刷されている。                       300円
く−94、最近欧羅巴現勢地図(■)、昭和14年、第二次世界大戦直前のヨーロッパ。
     こ−93と比較すると、第一次大戦後、民族自決により東欧に多くの民族
     国家が成立したことがよくわかる。                                 300円
く−95、米軍志願兵募集ポスター(■)、第一次世界大戦で、米国の象徴アンク
     ル・サムが正面から指を指して、「I WANT YOU FOR U.S.ARMY」、            200円
く−96、嘆きの壁(■)、ユダヤ教の聖所であるエルサレムの嘆きの壁の前で、
     ユダヤ教徒の群衆が祈っている場面。                               200円
く−97、エルサレム遠景(■)、オリブ山から眺めた、城壁に囲まれたエルサレ
     ム旧市街。かつてはユダヤ教の神殿があった場所から、ムハンマドが
     昇天したとされる。その場所に建てられた黄金のモスクが正面に見える。         200円
く−98、エルサレム遠景(■)、こ−97と同様であるが、A3版を横に2枚つなぎ、
     旧市街全体を一望におさめる。                                   300円
く−99、ヒンドゥー教神像(■)、シヴァ(日本仏教に取り入れられて大黒天となる)
     ラクシュミ(同じく吉祥天)、ヴィシュヌ、ブラフマー(同じく梵天)など4枚
     セット、解説付き、                                           500円
く−100、オーストラリア切手(■)、サーフィンに乗るサンタクロース、                  200円
く−101、アメリカ切手(■)、ペリー訪日100年記念、ペリー像・黒船を見つめる侍・
      富士山・松の木などが描かれている。                              200円
く−102、ポーハタン号甲板での晩餐会(■)、『ペルリ提督日本遠征記』所収、           200円
く−103、ペリー久里浜上陸(■)、同上、                                   200円
く−104、中華人民共和国成立五十周年記念切手(■)、56の民族の男女がそれ
      ぞれの民族衣装で踊る。56枚1シート。中国が多民族国家であることを示す。     200円
く−105、パピルスの作り方(■)、パピルス製作過程の実際の写真。                 300円
く−106、石版画「欧州大戦の図」(■)、アレンスタインにおける独露軍の戦、
      飛行機や飛行船も。                                         200円
く−107、石版画「欧州大戦の図」(■)、カンプレーにおける英仏軍とドイツ軍
      の戦、飛行機・飛行船。                                       200円
く−108、市川房枝の色紙(■)、女性参政権獲得に尽力した人物に相応しく、「婦
     選」の二が書かれている。                                       200円 
くー109、太平天国玉璽印影(■) 実物大、2種、                             200円 



 け 半紙に謄写版で複製した物

け−1、高句麗好太王碑拓本(◎縮)、図説資料集によく載せられている、輪郭
     のはっきりとした拓本は、明治16年に陸軍の酒匂景信砲兵中尉が文字
     の輪郭を書きとって塗りつぶした雙鉤本で、これでは拓本が不鮮明なため、
     その解釈に諸説があったことを理 解できない。この拓本は大正7年に朝
     鮮総督府が公にしたもので、概ね判読できる。問題になる「倭以辛卯年来
     渡海」の部分。                                             100円
け−2、聖衆来迎図(◎)、阿弥陀仏が諸菩薩を引き連れ極楽から来迎する様子。
     脇侍の観音が、往生する者を乗せるための蓮台を捧げ持っているところが重要。    200円
け−3、柳生徳政一揆碑拓本(◎)、「正長元年ヨリサキ者カンヘ四カンカウニヲヰメ
     アルヘカラス」。意外に小さい。実物大、                              100円
け−4、方広寺鐘銘拓本(◎実)、豊臣秀頼が鋳造した巨大な梵鐘の銘文が、大坂
     冬の陣のきっかけとなった。「国家安康・・・・・君臣豊楽」の部分。              100円
け−5、離縁状(◎)、いわゆる三行半、                                   100円
け−6、関所手形(◎)、                                             100円
け−7、往来手形(◎)、諸国漫遊・巡礼など、複数の関所を通る可能性のある場合
     は、特定の関所名を記した関所手形ではなく、往来手形が用いられた。こ
     れは紀州から四国巡歴にでるためのもので、行き暮れた時には一宿を頼
     んだり、途中病死の場合はお届けに及ばずなどと記した文言が面白い。          100円
け−8、黒船瓦版(◎)、外輪をもった蒸気帆船であることや、大砲が並んでいるこ
     とがよくわかる。                                             100円
け−9、ペリー肖像(◎)、「亜墨利加合衆国欽差大臣・・・・・水師提督彼理(ぺり)肖
     像」、スケッチは簡略化されているが、顔の表情は丁寧に写されている。
     巨大な鷲鼻は、当時の日本人を驚かせたことであろう。                     100円
け−10、樺太境界石標拓本(◎)、ポーツマス条約により日本の領土となった樺太
     の、北緯50度の国境に立てられた石標の拓本。「大日本帝国境界」の文
     字と菊の御紋章が刻まれている。                                   200円
け−13、太平天国玉璽印影(◎)、実大、太平天国は、洪秀全の神秘な宗教体験
      に始まる。彼はある時天上に移され、ヤハウェの神である天父上帝とそ
      の子イエス・キリトと出会った。そして自分がイエスの弟であることを自
      覚し、地上に太平天国を建設すべき使命を与えられたという。この玉
      璽は一辺が約20pもあり、「太平天国」「天父上帝」「天兄基督(きりす
      と)」「天王洪日」などの文言。                                      200円
け−14、朱雀・玄武拓本(◎)、薬師寺薬師如来像台座拓本、四神思想の教材、            200円
け−15、法華曼荼羅(◎)、題目が独特のひげ文字で書かれている。日蓮の法
      華至上主義がよくわかる。                                       200円
け−16,一遍の念仏札(◎)、『一遍上人絵伝』に一遍が武士の館でこの札を手
     渡している場面が描かれている。それぞれを4×13pに切り抜くとほぼ実物大。       100円
け−17,生類憐令の廻状(◎)、犬を殺した某が死罪となったので人々に注意を
     喚起する内容、                                               100円
け−18、御固図(◎)、黒船来航時の江戸湾防備のための諸大名布陣図、               200円






連絡先
〒335-0155 埼玉県吉見町北吉見1467-2  
電話・FAX 0493-54-8863 
歴史教材仲間の会






















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実物教材は生徒の興味関心を引きだし、授業を活性化させます。私自身は数多くの教材を使っていますが、その中から、ご希望の方にお送りできる余裕のあるものをいくつか載せてみました。ご希望の方は下記にご連絡下さい。

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